ブリッジング

力動的心理療法の講義がスタートした。

 

精神分析のこと、歴史的背景、現在の状況などなど、

受験勉強したハズなのにスッカリ忘れていた。(笑)

 

「初回面接の導入シーン」の実習もあった。

とは言っても、架空の人物の面接シーンが描かれた文章からだが。

 

まず、クライエントの対人関係の特徴について、

観察した所見を根拠に仮説を立てる。

 

ボクは、こんな仮説を立てた。

・「うつむいているが話かけると視線が合う」ので、人に対する恐怖心はそれほどない。

・「手が少し緩んだ」から気持ちが身体症状にも表れている。

・「メモをしている」ことから、几帳面さ、順序立てて相談したいということが分かる。

などなど。

 

こうやって書いていると、国語のひとり学習を思い出した。

ちょうど、文章を根拠に解釈を書いていたように。

 

この後、グループでの交流と全体での交流。

そして、先生からの説明があった。

観察をもとに、いろいろな視点から仮説を立てておくことが必要だなと感じた。

 

今は、現場での経験をうまく「ブリッジング」して活かしたいと考えている。